京都丹後 地酒処

◆◆京都丹後地方は、実は地酒処なんです◆◆

 西より、熊野酒造(主銘柄:久美の浦)、木下酒造(主銘柄:玉川)、竹野酒造(主銘柄:弥栄鶴・蔵舞シリーズ)、
 吉岡酒造場(主銘柄:吉野山)、白杉酒造(主銘柄:白木久)、永雄酒造(主銘柄:旭桜)、
 与謝娘酒造(主銘柄:与謝娘)、向井酒造(主銘柄:京の春・伊根満開)、
 ハクレイ酒造(主銘柄:白嶺・香田・酒呑童子)、等々。
 京都丹後の地酒が広く普及することを祈念し、1本でも多くの丹後の地酒をご紹介して参ります。 
 中には一般流通していない「希少酒」もございます。

2015年1月26日月曜日

京都・峰山二箇地区のコシヒカリ使い清酒「丹後・みかづき田(でん)」

京都丹後の地域密着型限定酒でございます。

(以下京都新聞2014.12.20より)
     稲作発祥の地との伝承がある京丹後市峰山町二箇(にか)地区の住民グループが、
     地元産のコシヒカリを原料とした純米吟醸の清酒「丹後・みかづき田(でん)」を誕生させた。
     同グループは、地域で栽培するコシヒカリのブランド化をアピールするきっかけになればとしている。

     同地区内にある「月の輪田」(約7平方メートル)は、丹後地方の伝承を集めた
     「丹後旧事記(くじき)」によると、食物の女神、豊受大神(とようけのおおかみ)が
     天照大神のために、籾(もみ)だねをまいた稲作発祥の地とされる。

     この伝承を地域起こしに結びつけようと、昨年夏に地元の有志9人で「月の輪田保存会」
     (野木達秋会長)を立ち上げた。

     同グループは、月の輪田での古代米の田植えや収穫祭などの地域イベントを開催。

     一方、二箇地区はコシヒカリの産地で、これを原料とした清酒の新商品を企画した。
     郷土資料によると月の輪田は、三日月形をしていることから「みかづき田」の別称もあり、
     清酒の商品名に決めた。

     醸造は「弥栄鶴」のブランドで知られる竹野酒造(同市弥栄町)に依頼し、
     二箇産コシヒカリ600キログラムで仕込み、限定1千本(1本720ミリリットル)
     の出荷が決まった。野木会長は「飲みやすくさわやかな香りで、良質な二箇産コシヒカリの
     ブランド化を進めるきっかけになれば」と話している。

上記は、同市内の酒ディスカウントストアなどで販売されている。
こういった、「こだわりの地酒」をディスカウントストアで販売しなければならない現状は、
心の底から悲しみが湧いてくる。

京都・峰山二箇地区のコシヒカリ使い清酒「丹後・みかづき田(でん)」